2012年12月30日日曜日

国連人権理事会で日本政府の福島の人々に対する人権侵害を訴えた井戸川克隆双葉町長のスピーチ

【救済編】
本年10月、福島県双葉町長の井戸川克隆さんは、スイス・ジュネーブに行き、31日に国連人権理事会で日本政府の人権侵害を審査するUPR(普遍的定期的審査)に合わせて、その前日、国連建物内で開催された事前の説明会に出席して、日本政府による福島の人々に対する人権侵害を訴えました。

以下は、そのときのスピーチ(IWJ中継)を通訳の部分をカットした動画です。

    井戸川双葉町長 国連人権理事会UPR 事前説明会(YouTube)


【参考】
不信任が可決された双葉町長の井戸川町長インタビュー(OurPlanetTV)

スピーチ全文書き起こし(みんな楽しくHappyがいいブログ)

井戸川町長のメッセージ(2012.12.20)から
‥‥
町民の皆さん、損をしないでください。財産には目に見えるものと見えないものが有りますので、区別しなければなりません。目に見えるものは形や重みのある もの価値が直ぐに判断できるものです。見えないものは未来です。一番心配なのは健康で、被ばくによる障がいであります。ウクライナでは障がいに要する費用 が国家の財政を破綻させるような事態になっています。今のウクライナが25年後の日本であってはならないのです。子供に障がいが出ればとんでもない損害で す。この見えない、まだ見えていない損害を十分に伝えきれていないもどかしさがあります。まだ発症していないからとか、発症したとしても被ばくとは関係が ないと言われる恐れがあります。水俣病のように長い年月をかけて裁判で決着するような経験を町民の皆さんにはさせたくありません。

国連アピール報告(子ども福島ネット情報誌たんがら11・12月号7ページ)→http://kodomofukushima.net/index.php?action=cabinet_action_main_download&...

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